渡韓前に要チェック! ぼったくり対策

韓国では外国人観光客を狙った「巧妙なぼったくり」が問題となっていますが、ポイントを押さえれば回避可能!5つのポイントをしっかり覚えて、安心して韓国旅行を楽しみましょう。

 

レシートをもらう

ぼったくり防止やいざという時のトラブル対応のためには、レシートが必要です。言わないとくれないお店が多いので、「レシートをください:영수중 주세요(ヨンスジュン ジュセヨ)」と言いましょう。

 

重要なのは、金額が合っているか「その場でレシートを確認」することです。ぼったくるつもりはなくても、機器エラーや操作ミスもあるので、すぐに気づけばその場で解決できます。

 

レシートを欲しいと言っても貰えない場合や拒否される場合は、そのお店が正規の営業をしていない可能性が高いです。返金に応じてもらえないなどトラブル時には、宿泊先のホテルや近くの警察など、ネイティブの方に助けを求めると助けてくれます。

 

円の値段かウォンの値段か確認する

円とウォンの表記を曖昧にして混乱させ、高額な請求をする新手のぼったくり方法です。

 

例えば、「5万」と言われたときに、5万ウォン(約5,000円)だと思って支払ったら、実際は5万円だったというようなケース。その場でレシートを確認せず、あとでカードの請求額を見て気が付くなんてことも。

 

このようなトラブルを避けるため「ウォンの価格なのか、円の価格なのか確認する」のが重要です。(特に明洞などの観光地では注意!)

 

他の防衛策としては、その場で気が付けるように「現金で支払う」「支払限度額のあるデビットカード(WOWPASSなど)を使う」などが挙げられます。

 

タクシーは必ずアプリで呼ぶ

韓国の観光地ではいまだに「ぼったくりタクシー」が多く、終電後や観光地周辺(明洞・東大門・南大・南山Nソウルタワー)では特に注意が必要です。

 

特に注意すべきは「コールバン」という黒い大型バンで、メーターを使わない違法タクシーです。高額請求が多いため、料金確認とメーターの確認を必ず行い、不審な点があれば「降ります:내릴게요(ネリルケヨ)」と言ってすぐに降りましょう。最初から乗らないのが一番です。

 

韓国でぼったくりに遭わないためには、タクシーはその場で拾わず、必ず「カカオタクシー」アプリで呼びましょう。事前に【料金と時間】が確認でき、ぼったくりの心配もありません。目的地は英語や電話番号でも検索可能で、操作も簡単。信頼できる大手のアプリなので、タクシー利用時はカカオタクシーを使いましょう。

 

客引きについていかない

明洞などの観光地で特に多いのが【客引き詐欺】です。コスメ店の店頭で呼び込みをされ、「このパックを買えばもう一つサービス!」「これもつけてあげるから今買って!」と、何かを買わないと帰してもらえない強引さで接客されます。

 

一番重要なのは、「呼び込みについて行かないこと」「売りつけられてもはっきりNO!と言うこと」です。本当にいいお店というものは、客引きなどしなくても自然とお客さんが集まります。

 

他にも市場などで「バッグや革製品が安い」などと呼び込みをされ、ついて行く怪しい路地や店舗に連れて行かれる…なんてことも。「もっといい商品がある」と誘導されても、決してついて行ってはいけません。

 

値段が表示されたお店で買う

韓国でぼったくりを回避するためには、値段が表示されたお店で購入することが大切です。値札があれば正確な価格が事前に分かり、不当な料金請求を防ぐことができます。

 

よくある例として、観光客には6万ウォン、隣の韓国人客には2万ウォンと「人によって値段を変えるケース」が多くあります。

 

特に観光地では、値段が曖昧なお店で高額請求されやすいので、表示価格がしっかりしているお店を選ぶと安心です。